囲碁、芝野二冠 将棋の藤井七段を「意識」
囲碁界初の10代名人となった芝野虎丸二冠(20)が5日、東京・日本棋院で行われた「打ち初め式」に出席。将棋界の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(17)への意識を語った。
今年の抱負については「タイトルを取ったからといって、何か変わるというわけではない。一局一局、大切に打っていきたい」と穏やかな表情。将棋界にフィーバーを巻き起こしている、同世代の藤井七段については「近い世界なので、意識する存在ではあります」と思いを吐露した。
その上で「ライバル視とかではなく、互いに高めていければいいなと思います」と語った。打ち初め式では上野愛咲美女流二冠(18)とペアを組み、一力遼八段(22)、藤沢里菜女流三冠(21)組と対局した。