なにわ男子 今年の目標は「CDデビュー」「紅白出場」
関西ジャニーズJr.の7人組アイドル、なにわ男子の初単独ライブ&全国ツアー「なにわ男子 First Live Tour 2019-2020~なにわと一緒に#アオハルしよ?~」が5日、大阪城ホールの昼夜公演で最終日を迎えた。各公演1万5000人が熱狂する中、「Seven Stars」や「イッツマイソウル」(関ジャニ∞)、「オレンジ」(SMAP)などを披露した7人は、今年の目標にCDデビュー、単独での紅白歌合戦出場を掲げた。
19年の大みそかは先輩・関ジャニ∞のサポートで紅白のステージに上がった。西畑大吾(22)が「2019年で一番緊張した」と振り返った舞台に、今度は自分たちだけで立ちたい。年男の藤原丈一郎(23)は「(CD)デビューしたいです」とSix TONES、Snow Manに続く思いを口にした後、「(紅白も)出たい。ファンの皆さん、紅白!僕たちの出場を見たいですか?」と呼びかけると、「見た~い」と大歓声が返ってきた。
国民的アイドルへのステップとして、なにわ男子は11日から関西ジャニーズJr.として、京セラドーム大阪公演に挑戦。大舞台の経験を積んでいく。
西畑はフジテレビ系ドラマ「教場」で共演した先輩の木村拓哉(47)に「大阪城ホール、京セラドーム大阪公演(など大会場)での心構えを聞いた」という。木村からは「会場によって見せ方を変えてる。近くに観客がいるなら近くにボールを投げる。大きい会場なら遠くにボールを投げる」と教えられたという。木村を好きな道枝駿佑(17)が嫉妬(しっと)する中、細かいやり方はまだ分からないとした西畑だが「その言葉を胸に頑張りたい」とドームを前に意気込んだ。
事務所の中ではまだまだ後輩の7人。紅白で関ジャニの村上信五(37)、丸山隆平(36)から、大阪城ホール公演初日の3日に大倉忠義(34)から、ほかにジャニーズWESTの神山智洋(26)、Hey!Say!JUMPの高木雄也(29)らからお年玉をゲットした。さらに、年越しのジャニーズのカウントダウンライブでは、部屋にいるジュニア全員分として配った丸山のお年玉が再び回ってきた。丸山が気づいていないという“二重取り”について、西畑は報道陣に「書かないで下さい」とおどけた。
昨年11月にスタートした今ツアーは6都市で24公演を行い、12万5000人を動員する人気ぶり。この日は、3月中旬にNHKのゴールデンタイムで、7人がMCを務める特別番組「なにわDEオカン大感謝祭」(関西ローカル)が放送予定と発表された。ますます勢いに乗るなにわ男子が2020年、関西から全国を席巻する。