堀ちえみ、肉声で「大変でしたけど無事に…」黒柳も涙「こんなに話せるように」徹子の部屋
昨年2月に舌がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが7日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。肉声であいさつをおこない、黒柳徹子も涙を浮かべた。
黒柳から「みんなこの日を待っていました」「お帰りなさい」と呼び込まれた堀は真っ白な衣装で登場。感極まった黒柳は声を詰まらせ「…よかった」「本当に良かった。元気で会えて良かった」と涙ぐむと、堀は肉声で「大変でしたけど無事戻ってきました」と語った。
舌の6割を切除する大手術だったことから、以前のようなしゃべり方ではないものの、黒柳は「今の話し方は堀さんの個性」とコメント。これに堀は「たくさんの医療スタッフの皆様に助けて頂いて…」というと涙がこぼれた。すぐさま黒柳がティッシュを渡すと「ありがとうございます。冒頭からこんな涙出るとは思ってなくて」と笑い、「リハビリも大学病院の先生についていただいて、頑張ってここまでやっとしゃべれるようになって」と語った。
黒柳は「あなたが話すこと全部分かる。今まで全然声を聞いてなくて、こんなにまで話せるようになるんだって…」と感激の面持ち。堀は今回の出演について「ステージ4だったんで、本当に生きて戻ってこられない覚悟もいたしましたけれども、医療の進歩、そういうもので決してがんだからといって、病気に負けない事をお伝えしたくて…」と語っていた。
堀は昨年2月に舌がんの手術、さらに4月には食道がんも発覚し手術を受けていた。舌の6割を切除したことから発声のリハビリを行っており、昨年10月にフジテレビ系「ノンストップ!」でインタビューに応じたが、堀の希望で吹き替えで放送。今回は初の肉声復帰となった。