三山ひろし けん玉のギネス世界記録挑戦失敗に触れる

 演歌歌手の三山ひろし(39)が7日、東京・明治座で初座長を務める「三山ひろし特別公演」の初日を迎えた。芝居では浪速の天才棋士・阪田三吉を演じ、歌謡ショーではフライングに初挑戦するなど、今年も変わらぬチャレンジングな姿勢を披露した。

 三山のサービス精神が凝縮したステージとなった。歌謡ショーの冒頭では口上を述べ、「雨に唄えば」では得意のけん玉を披露。昨年の紅白で歌唱した「望郷山河」では、けん玉でのギネス世界記録挑戦失敗に触れ「ギネスの世界記録挑戦には失敗しましたが、演歌道への挑戦はやめません」と自ら口にした。

 圧巻はラストの「あなたは灯台」でのフライング初挑戦。白のスーツ姿で背中には宝塚歌劇団のように白の羽根をつけ、高さ約7メートルのステージ上を飛び回った。三山は「全然怖くなかったですよ。気持ちよくパッと飛べました。何もかも忘れてしまいそうです。けん玉?何となくやれそうな気がしてきたな」と笑顔を爆発させた。フライングはジャニーズなどの動画を見て研究したそうで「初めてなので、安全第一です」と気を引き締めた。

 明治座での初の座長公演。芝居で三吉の妻・コユウを演じた清水佐紀(28)は「稽古場でほぼ毎日、おいしい差し入れをしていただいて。うれしかったですね」と証言。メニューの中には三山の事務所地下のレストランで手作りされたカレーがずんどうで運び込まれたこともあったそう。三山は「明治座での初座長は歌手冥利(みょうり)に尽きる。大きなステータスになったと思います。感慨深いものがありますね」と振り返った。

 公演は23日まで。

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