大河で北条義時 トレンド1位 平家隆盛~頼朝怪死~承久の乱 鎌倉幕府の権力闘争描く
NHKは8日、東京・渋谷の同局で会見を行い、2022年の大河ドラマが、三谷幸喜氏作の「鎌倉殿の13人」になると発表した。鎌倉幕府2代執権で、北条政子の弟北条義時が主人公。主演は小栗旬が務めることが発表された。
発表後、ネット上では「北条義時」がトレンド1位に。「渋い」「楽しみ」とさまざまな反応が投稿された。
NHKのストーリー発表では、物語は平家隆盛時代からスタート。伊豆の弱小豪族の次男坊だった北条義時が、姉・政子が流罪人・源頼朝と結婚し、運命が変わる。
1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗。北条一門はこの無謀な大博打に乗り、義時は頼朝第一の側近となり、決死の政治工作で、平家一門を打ち破る。
将軍となった頼朝の謎の死、その後、将軍の首は義時と御家人たちのパワーゲームの中ですげ替えられていき、義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵を取る
源氏の血筋が途絶え、北条氏は幕府の頂点に立ち、後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げ承久の乱が起こる。
「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のことで、頼朝の死後、13人の家臣団が激しい内部抗争を繰り広げ、もっとも若かった北条義時が最後まで生き残り、権力を手中に収める。