小泉進次郎氏「悩んだ」けど…閣僚初「育休」取得へ 妻・滝クリサポート計2週間

 小泉進次郎環境相(38)は15日、省内で開いた会合で「育児休業」を取得する意向を表明した。妻でフリーアナウンサーの滝川クリステル(42)が今月に出産予定。短時間勤務やテレワークなどを組み合わせ、第1子誕生後の3カ月間に合計2週間、育児のための時間を確保する。「どのように育休を取るかとても悩んだ」とも述べた。国会議員に育休規定はなく一般の育休とは異なるが、閣僚として前例のない対応とみられる。

 小泉氏は公務の責任は果たすとした上で「制度だけでなく空気を変えなければいけない。環境省内で気後れすることなく育休を取得できるようにしたい」と理由を説明。省庁トップが率先して子育てに取り組む姿勢を示すことで、他の行政機関や民間企業で働く男性の育休取得を後押しする狙いもあるという。

 具体策としては、今月召集の通常国会や閣議、危機管理などの重要公務を除いた業務の一部を副大臣や政務官が代行。出勤・退庁時間を調整するほか、テレビ電話による打ち合わせやメールによる報告で育児の時間をつくるとした。

 小泉氏は昨年8月に滝川と結婚。当時すでに滝川は妊娠しており、小泉氏は育児のための休暇取得を検討すると表明していた。今月14日の記者会見では「いわゆる『育休』をどのような形で私が取るのか、最終調整している」と述べていた。

 男性政治家では、広島県の湯崎英彦知事や三重県の鈴木英敬知事が育児のために休暇を取った例がある。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス