松村邦洋、震災から25年の神戸で炊き出し参加「忘れちゃいけないけど、あっという間」

 タレントの松村邦洋(52)が17日、1995年の同日に発生した阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区の新長田一番街で行われた復興フリーライブ「ONE HEART」に出演。ライブ前には同区の名物である「ぼっかけそば」の炊き出しにも参加した。

 かつて同区で開催されたアマチュア漫才大会にゲスト出演したことがきっかけとなり、今回が4度目の出演。炊き出しではそばとともに、直筆サイン入りの年賀状をプレゼント。モノマネの要望にも笑顔で応え、笑いを振りまいた。

 松村は「本当に、忘れちゃいけないんでしょうけど、あっという間の25年。オリックスが『頑張ろう神戸』でリーグ優勝して、その時に大活躍したイチローさんも引退しましたし、月日がたったなと思いますね…」としみじみ。「商店街というのはなかなか大変だと思いますが、人と人とがふれあえる、1対1で話ができる商店街は大事にしないと」と、会場となった商店街への思いも口にした。

 震災発生から25年を迎えた神戸の街には「いろんなことがあったとは思いますが、神戸の方はすごいエネルギッシュで明るいですし、『探偵!ナイトスクープ』でロケをやっていても、必要以上にしゃべって下さったり、返しも下手な漫才師よりうまいですから」と笑顔。「明るく人に返すというのを、この街から教わった気がします。いろいろなことを神戸で教わりました」と穏やかな表情で話した。

 炊き出しに並んだ市民からは「ありがとう」という言葉を多く掛けられたという。「涙ぐむ方もいらっしゃったりね…。『ありがとう』という言葉は、本当にいい言葉ですよね。今日だけじゃなく、普段から人とそういう思いで接しないといけないなと思いますね」と思いを新たにしていた。

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