くまモン神戸の寄席「喜楽館」で志願の落語披露 熊本支援のお礼
熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモンが17日、神戸市の寄席・喜楽館で、落語家の桂あやめ(55)が震災から25年の日に企画した落語会に出演し、落語を披露した。
2016年の熊本地震で神戸の人たちから受けた支援のお礼にと、くまモンが自ら出演を志願。上方落語の寄席で高座に上がるのは4度目で、観客から「くまモン師匠~」と声援が飛んだ。
上方落語の四天王のひとり・笑福亭松鶴のエピソードをもとに、熊本県水俣市の特産品をネタにした創作落語「紅茶四天王」を、巨体を揺らしながら熱演。あやめから小ばなしを促されると、くまモンは「あれが阿蘇山だよ」「あ~そ~」と当意即妙に応じ、大きな拍手を浴びていた。