JUMP山田涼介 ジャニーさんの「ユー、嫌いだよ」「最高だよ」に翻弄された
Hey! Say! JUMPの山田涼介(26)が18日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画「記憶屋-あなたを忘れない-」の公開記念舞台あいさつに出席。共演の佐々木蔵之介(51)、芳根京子(22)、蓮佛美沙子(28)、平川雄一朗監督(47)とともに登壇した。
山田は、恋人・杏子(蓮佛)の中から自分の記憶だけすべて消えてしまい、その事実に戸惑いながら、消えた記憶の真実に触れる主人公・遼一を演じる。17日に公開され、配給元によると興収10億円を見込める好スタートを切った。山田は壇上から、鑑賞し終わった観客たちの表情を、目を凝らして見つめ、「泣いてくれた方とかいたのかな。こんな近い距離なのに、双眼鏡で見てる方とかいる。何を見てるのかな。毛穴?困ります」と笑いを誘った。
トークセッションでは、作品のサブタイトルにちなみ、「この人の忘れられない一言」をテーマに展開。山田は「ジャニーさんの言葉ですかね」と、昨年7月に87歳で死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長のエピソードを披露した。
「Jr.時代に、ジャニーさんからいきなり電話が掛かってきて、『ユー、嫌いだよ』と言われまして。理由は僕には関係のないことだったんですけど、そのときは、社長にそんなこと言われて、嫌われた、僕はもう残れないだろうと思っていた」と回想。「そのあと、滝沢(秀明)くんの舞台でひとりで踊らせてもらう機会があったんですが、公演後に楽屋に走ってきて、『ユー、最高だよ』と抱きしめてくれた。この人、わけわかんない人だなと思ったけど、それがジャニーさん」と懐かしそうに振り返った。平川監督から「『好き』があるから『嫌い』がある。好きだったんじゃないですか」と言われると、山田は天を見上げながら「ジャニーさん、どうだったのかな」と呼びかけていた。