高橋尚子さん マネジャーとの結婚「“するする詐欺”みたいで…」
シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん(47)が18日に放送されたカンテレ「おかべろ」に出演。交際10年になるマネジャー・西村孔(こう)さんとの結婚話について「“するする詐欺”みたいになってて、自分で最近は発言したくない」と恥ずかしそうに明かし、2人の交際歴を赤裸々に語った。
すでに同居しており、相手がマネジャーでもあるため「365日中、350日くらい一緒にいる。24時間中23・5時間くらい一緒。たまの休みは、お互い違うことをしようということになる」と、家族よりも近い存在になっているようだ。
しかし結婚については「明日してもいいし、しなくてもいい」と名言せず。「“するする詐欺”みたいになってて、自分で最近は発言したくない。今でも家のドアを開けると『フライデーです!』って(写真誌記者が)走り寄ってくれるんですが、何も変わってないので話すことはありませんって」と困った表情をみせた。
高橋さんによると2人が出会ったのは1995年、米・ボルダーでの合宿中。マラソンチームのスタッフに、自転車選手だった西村さんを紹介された。当時は交際には至らず、西村さんはその後、高橋さんのマッサージ担当になった。
金メダルを獲得した00年シドニー五輪の直前に気持ちを告白されたが、高橋さんは「その時私は別の方と交際していたので」と、応じることはなかった。当時は監督だった小出義雄氏から常々「Qちゃん、彼氏作れよ!」と男女交際を勧められていため、高橋さんは別のコーチと付き合っていたという。
交際に至る転機となったのは、高橋さんが05年に小出監督の元を離れ「チームQ」を結成した時。西村さんもチームQのスタッフに名を連ねた。その後、09年に引退しチームQも解散。その時初めて「彼がいなくなったら私はダメになる」と、西村さんの存在の大切さに気付き、交際に至ったのだという。
「いなければ困る人ですが、結婚の紙(婚姻届)を出したところで変わらない。銀行やパスポートなどやることが増える…」と高橋さん。MCのNON STYLE・石田明に「相当めんどくさがり屋だと思いますが?」とからわれ、苦笑していた。