「麒麟がくる」初回は真田丸以来の19%超 ポツンと&イッテQ上回る
19日にスタートしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の初回視聴率が関東地区19・1%、関西地区19・3%だったことが20日、分かった。大河は昨年の「いだてん~東京オリムピック噺~」がスタート直後から1桁続きだったことから、久々の2桁視聴率となった。
初回は夜盗から領地を守るために明智光秀(長谷川博己)が斎藤道三(本木雅弘)に頼み込み、野盗が持っていた鉄砲を見るために堺へ向かう。そこで三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)と意気投合し…という展開だった。
最近の大河ドラマの初回としては、16年の真田丸の19・9%に次ぐ高い数字。放送前には沢尻エリカ被告が逮捕され、撮り直しを余儀なくされるというアクシデントにも見舞われたが、注目度は高かったようだ。
また同時間帯の“2強”でもあるテレビ朝日系「ポツンと一軒家」は関東地区16・1%、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」は関東地区15・6%だったことから、大河が快勝した。
【最近の大河初回視聴率】
15年 花燃ゆ 16・7%
16年 真田丸 19・9%
17年 おんな城主 直虎 16・9%
18年 西郷どん 15・4%
19年 いだてん~東京オリムピック噺~ 15・5%
(数字は関東地区。ビデオリサーチ調べ)