「麒麟がくる」名古屋地区は20・6% お膝元の岐阜が舞台影響か
19日にスタートしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の初回視聴率が関東地区19・1%、関西地区19・3%だったことが20日、分かった。また、舞台となった美濃(岐阜)と同じ中京圏の名古屋地区では20・6%と、特に高い視聴率だった。
初回は夜盗から領地を守るために明智光秀(長谷川博己)が斎藤道三(本木雅弘)に頼み込み、野盗が持っていた鉄砲を見るために堺へ向かう。そこで三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)と意気投合し…という展開だった。光秀が生まれ育った美濃は現在の岐阜県南部。明智家が治める明智荘は岐阜県可児市あたりと言われている。
やはり“お膝元”効果か。名古屋地区は初回視聴率は20・6%。関東地区、関西地区を上回り、20%超の滑り出しとなった。
制作統括の落合将氏は「いよいよ大河ドラマ『麒麟がくる』が始まりました。すでに新年の撮影も始まっており、スタッフの士気はこれ以上ないほど高まっています。多くの皆さんに『麒麟がくる』をご覧頂き、光秀や駒から勇気を得て月曜日からの一週間にのぞめるようなドラマ作りをスタッフ・キャスト一同頑張って参ります」などのコメントを発表した。