ダミ声の貴公子・真田ナオキ「老若男女をほれさせる」 移籍後初シングル「恵比寿」発表会

 「恵比寿」を熱唱する真田ナオキ=都内のホテル(撮影・高石航平)
 甲冑姿を披露する真田ナオキ
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 歌手の真田ナオキ(30)が20日、都内で、メジャー移籍後第1弾シングル「恵比寿」(22日発売)の発表会を行った。芸名の由来にもなった憧れの戦国武将・真田幸村にあやかって赤甲冑(かっちゅう)姿で登場した。楽曲がきっかけとなり、この日から「横丁大使」に就任することも決定。甘いマスクからは想像できないダミ声が魅力の歌謡界の貴公子は「全国の横丁を回りたい。老若男女をこの声でほれさせたい」と天下統一へのろしを上げた。

 憧れの戦国武将・真田幸村の甲冑姿で登場した真田は「いざ出陣!」と気合十分の殺陣を披露した。

 切れ長の目を持つ塩顔イケメンだが、響かせる歌声はハスキー。歌手を志した際に「爽やかだった」という声に特徴を持たせようと試行錯誤したという。

 唐辛子をおやつ代わりに日本酒でうがい。カラオケボックスに6時間こもったことも。潮風に向かって叫ぶと「犬にほえられた」。ストイックな“怒濤(どとう)の喉つぶし”で「何度も吐血」するほどにムチを打ち続け、「風邪をひいても分からない」という魅惑のしゃがれ声を手に入れた。5年の年月で完成された“極上のダミ声”は一度聞くと耳から離れない。

 ♪惚れちまったのオレ~。キャッチーなフレーズが耳に残る新曲「恵比寿」は、若者たちでにぎわう東京・渋谷区の恵比寿横丁が舞台。ラジオ番組の企画で、1年前に同所で「流し」を体験したことがきっかけとなり、この日から全国の横丁を盛り上げる「横丁大使」に就任した。

 「大使」という肩書を手にした今「全国の横丁を回りたい。老若男女をほれさせるつもりで歌いますよ」と宣言。幸村も成し遂げられなかった天下統一という夢を歌という武器で切り開く。

 メジャー移籍後初シングルとなる「恵比寿」は、師匠の歌手・吉幾三(67)が作詞作曲を手がけた。吉からは「楽しい曲だから楽しく歌いなさい」とアドバイスを受けたという。この日は、集まった多くの取材陣の前で「これだけのカメラにガチガチだけど、12月31日のNHKの舞台で歌わせていただけるように精進していきたい」と緊張しながらも紅白を目指すことを宣言。最後は、高ぶる気持ちを抑えきれず、涙を流しながら「恵比寿」を披露し、飛躍を誓った。

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