堀ちえみ 舌がんで太股の皮膚切り取り移植「ごそっと肉を…涙が出るほど痛かった」
昨年2月に舌がん、同4月に食道がんの手術を受けたタレント・堀ちえみが21日、ブログを更新。舌がんの手術の際、太股の皮膚を移植し、舌を再建したが、術後の状態について明かした。
堀はステージ4の舌がんと診断され、舌の6割を切除し、再建した。
この日、術後初めて形成外科の主治医による診察を受け、新しく舌になる部分を切り取った、足の太腿の傷痕(あと)の状態を診てもらった堀。「ごそっと肉を取ったのですから、術後は涙が出るほど痛かったのを、完全に忘れていました(笑)」と明かし、「あちこち痛かったから、あの時の私は何が何だか…本当にもう大変でしたね」と述懐。「その傷も順調に治ってきているようです」と報告した。
術後は足の筋肉をつけるため、医師から「とにかく歩いて下さい」と言われ、毎日「結構な距離」歩いたという。
舌の筋肉をチェックした主治医は「やっぱり舌の筋肉が凄い!」と術後、リハビリで鍛えた舌をみて、驚いたことも報告。「この病気は術後に喋るのを諦めてしまう患者さんが、とても多いと聞いています」とつづり、「上手く伝わらなかったり、通じていなかったり、冷たく聞き返されたりと、その都度心が折れたりしていくうちに、気持ちが沈んでしまいます」とリハビリのつらさを吐露。自身も「喋らないでいる方が、とてもラクだと何度も」思ったというが、「でも諦めずにトレーニングしてきて、本当によかったと心から思っています」としみじみとつづっている。