西川史子、母校・聖マリ医科大の不正入試に30年前振り返る 女子は現役でなければ…

 医師でタレントの西川史子が22日、TBS系「グッとラック!」で、母校の聖マリアンナ医科大が入試で不適切な得点捜査の可能性を文科省から指摘されている問題について言及。西川が入学した頃も女子学生が多かったことから「不正がないだろうと思っていた」と語り「残念です」と表情を曇らせた。

 番組では聖マリアンナ医科大について特集。同大学は医学部入試を巡り、文科省から不適切な運用の可能性を指摘されており、入試の際に女子学生や浪人学生に対して点数調整が行われていたなどとされている。大学側はこれについてHP「第三者委員会の調査報告書」の文書を発表。「属性による一律の取り扱いの差異や恣意的な取り扱いを指示したことはなく」などとしながらも、「意図的ではないにせよ、属性による評価の差異が生じ、一部受験者の入試結果に影響をお呼びした可能性があったとの認識に至りました」などとしている。

 同大学出身の西川は「残念ですけど、とても擁護できないですけど」と切り出し「女性が合格しにくいというのは、私が18歳、30年前から現役で受からないと一生受からないよと塾の先生から言われていた」と、少なくとも30年前から女子学生が合格しにくい現状があったと説明。

 入学後も同大学には女子学生が多かったといい「不正はないだろうと思っていたのですが、こうやって大々的に報道されている。(受験に際する)不公平はとても擁護できない」と残念な表情を浮かべた。

 現役男子学生が優遇される理由については「若い男性の方が働き手として使いやすい。女性は妊娠、出産がある」などと説明。また現役の方が国家試験の合格率が高いというデータがあるとし「大学として国家試験合格率が高い学校にしたいという理由はあると思う」などとも語った。

 また番組では聖マリアンナ医科大の担当者に、学生時代の西川についても取材。「非常に優秀でしたよ」というコメントを紹介され、西川も思わず苦笑していた。

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