篠ひろ子 夫・伊集院静氏が倒れ悲痛「願いがかなうのであればまたペンを」FAX全文

 作家の伊集院静氏(69)がくも膜下出血で21日に倒れ、緊急搬送されたことが23日発表された。22日に手術が行われて成功したが、予断を許さない状況だという。妻で女優の篠ひろ子が報道各社に直筆FAXを送り、回復を願う悲痛な胸中を表した。以下、全文。

 「寒くなって参りましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。突然ではございますが、夫の伊集院静が一月二十一日の夜くも膜下出血で倒れ翌日二十二日に手術を致しました。手術は成功し経過は良好ですがこの先どのような状態になるのかまだ予断は許さない状況です」

 「週刊誌、新聞など連載を多く抱えている立場にありますが道半ばで書く事を断念せざるを得ないとしたらこんなに悲しいことはありません」

 「願いがかなうのであればまたペンを持って皆様に作品をお届けできることが私の心からの思いです」

 「いままでのように穏やかな執筆生活を取り戻せる日までどうかそれまでは静かに見守って頂けますよう心よりお願い申し上げます」。

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