女優・広末涼子（３９）が２５日、ＴＢＳ系トーク番組「サワコの朝」に出演し、３児の子育てに奮闘する様子を語った。

　１５歳になった長男は留学中。「立派に（反抗期が）過ぎた」と、難しい年代を乗り越え、現在は離れて生活しているという。ＭＣの阿川佐和子が「取っ組み合いのケンカも？」と尋ねると、広末は「一応、女優だからケガしないように。力で勝てるのはいくつまでかなという時があった」とうなずいた。

　なかなかの肉弾戦を繰り広げた模様で「タイミングが悪いと何か飛んできた。男の子なので、風呂掃除をしている時に何か言っちゃったのが勘に触ると、持ってたものを（投げてきた）…」と振り返った。反抗期については理解しながらも「多分、成長段階で、体のイライラとかあるんですよね。バランスを見てあげないといけないと思いつつ、一緒になって怒ったりケンカしちゃうので、主人に『もう少し冷静にお母さんの立場で』と言われた」と、夫にとがめられるほど本気でぶつかっていたという。

　そんな長男も留学し「（両親の）ありがたみが分かったかなと。一緒に暮らしていた時はＬＩＮＥも既読にならなかったのが、まともに会話ができるようになった」とすでに“大人の関係”になっている模様。留学する前には広末から手紙を渡し「『あなたは小さい頃、しょっちゅう中耳炎になって救急へ行った』と書きながら涙が出てきて、これはちょっと湿っぽすぎるなと思ったり」と自身も子供を送り出す親の気持ちが理解できるようになってきたという。

　広末は２００３年１２月にモデルと結婚し０４年４月に長男を出産。その後離婚し、１０年１０月に再婚したキャンドルアーティスト・Ｃａｎｄｌｅ　ＪＵＮＥ（キャンドル・ジュン）との間に１１年３月に次男、１５年７月に長女を出産している。