広末涼子 人気絶頂の時期に仕事を辞めたくなり「15キロ以上太った」
女優・広末涼子(39)が25日、TBS系トーク番組「サワコの朝」に出演し、大人気だった10代後半に芸能界が嫌になり、辞めるために15キロ以上太ったことを明かした。
14歳でデビューし、CM出演を機に大ブレーク。テレビドラマや映画に引っ張りだこの人気だった。しかし多忙のあまり自身の余裕もなくなり「楽しくなくなっていた」と振り返った。MCの阿川佐和子に「仕事を辞めたくなった時もあった?」と聞かれると、広末は「このまま芸能界を続けても限界だって思って。自分が成長しているのか分からなくなった」と説明。
さらに「日本の芸能界の矛盾みたいなものを感じて、言い方は悪いですが、芸能界自体を汚れた世界と見てしまった」と、芸能界が嫌になり、足を洗いたいと思ったという。その頃は「人に迷惑をかけずにどうやったら仕事を辞められるか」と考えていたそうで、導いた答えは「故意に太る」だった。「だれも傷つけなくて仕事がなくなる。太ったら(CMなどの)契約は継続されないなと」と、食べ続ける生活に切り替えた。
阿川が「どれくらい太った?」と尋ねると、広末は笑いながら「15キロ以上」と回答。「ラーメン、ビール、炭酸、クッキー。好きじゃないんですけど。太ると動くのが面倒くさくなるし、そうすると余計、太れるんですよ。自分も、太ってるとあまり見られたくないから(表に)出たくないし。すごい相乗効果。それが人生の反抗期でしたね」と、笑いながら振り返っていた。