ビートたけし「ナイツがいなかったら東京の漫才は終わっていた」
タレント・ビートたけし(73)が認めた若手芸人を決める大会「ビートたけし杯『お笑い日本一』」が27日、東京・浅草の東洋館で開催され、お笑いコンビ・ナイツが審査員を務めた。
大会はグランプリと準グランプリが決まるはずだったが、たけしが「グランプリはなし!来年に持ち越し!」と言い、異例の勝者なしで終了。「現場としてまるっきりウケていなかったらダメ」と若手芸人たちに辛口のコメントで総評した。
大会後の取材会でたけしは、ナイツに対し「ナイツがいなかったら東京の漫才は終わっていた」とべた褒め。これにナイツの2人は何度も頭を下げ感動した様子を見せていた。
塙宣之(41)は自身がテレビに出始めた頃を回想し「たけしさんに袖で『漫才はずっとやり続けなきゃいけないよ』って言葉があったので、ずっと漫才を頑張っているっていうのはあります」と支えにしていた言葉を告白。「これからも、おぼん・こぼんみたいにならないように仲良く一生懸命頑張っていきたい」と、最後はTBS系「水曜日のダウンタウン」で話題となった「仲直りドッキリ」を引き合いに笑わせた。