吉沢亮 大忙しも売れた実感「ない」 ブルーリボン助演男優賞
東京映画記者会(デイリースポーツなど在京スポーツ7紙で構成)が制定する「第62回ブルーリボン賞」が27日、決定し、吉沢亮(25)が「キングダム」で助演男優賞に選ばれた。
「キングダム」のえい政と、影武者の漂の一人二役を演じた吉沢は、「キャストが発表された時に『吉沢亮って誰だよ』っていう原作ファンの声もあったけど、そう言われると燃えますよね」と逆風をものともせずに演じきり、助演男優賞を獲得した。
19年は「キングダム」、NHKの朝ドラ「なつぞら」と大きな仕事が続き、今年は、渋沢栄一役で主演する21年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の撮影に入る。それでも「売れた」という実感は「ないですかね…」とまだまだどん欲だ。
目標とする俳優は映画「さらばあぶない刑事」(16年)で共演した柴田恭兵(68)。「言葉じゃなく、立ち姿だけでみんなを引っ張る感じがかっこいいです」と目を輝かせた。