宮迫博之 YouTubeで謝罪動画「相方の横に戻りたい」
反社会的勢力との闇営業問題で活動を休止している雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が29日、YouTubeで一連の騒動を謝罪する動画を公開し、昨年7月の記者会見以降、初めて一般に向けて肉声を届けた。動画内で宮迫は今後について、当面はYouTuberとして活動しつつ、芸能活動を再開する意向を表明。同日に開設した公式ブログと合わせ、相方・蛍原徹(52)とのコンビ活動を復活させたいという強い意向を示した。
宮迫はこの日朝、YouTube上で自身のチャンネル「宮迫ですッ!」を開設すると、まずは謝罪動画をアップした。
画面に姿を見せると、努めて冷静な表情で「ご無沙汰しております、宮迫です」と切り出した。昨年7月、ロンドンブーツ1号2号・田村亮(48)と共に行った会見と同様、1つ1つの言葉に目いっぱいの力を込めた話し方。「ご迷惑をお掛けした全ての皆さま、そしてご心配をたくさんお掛けした全ての皆さまにもう一度謝罪させてください。本当にすいませんでした」と頭を下げた。
その後、吉本興業との契約は解除されたままで、タレント・明石家さんま(64)の個人事務所預かりになっていることなど現状を説明。活動再開の最大の目的を「30年以上、誰よりも一緒にいて苦楽をともにした相方の横に戻りたいです」と、蛍原とのコンビ再稼働であると語った。
半年間、毎日悩み抜いていたことを打ち明け、時には涙も浮かべつつ「お笑いが好きなんですよ」と“本業”への思いを吐露。「この場所でまた皆さんに認めてもらえるように、許してもらえるように」と、完全復活への足掛かりとしてYouTubeという場を選んだことも明かした。
7分間の動画は公開から約6時間で視聴回数50万回を突破したが、視聴者による評価では「低く評価」の数が「高く評価」の数の1・5倍超になるなど、厳しい受け取られ方だった。今後は著名YouTuber・ヒカル氏のサポートを受け、本格的な活動を進めていくとみられている。