山田ルイ53世、サインがフリマアプリで5年も売れず「気まずい…」転売に苦言
髭男爵の山田ルイ53世が30日、TBS系「グッとラック!」で、自身のサインがフリマアプリで5年近く売れずに残っていることに「恥ずかしくなってきて…」と苦笑、サイン転売に苦言を呈した。
番組では、著名人のサイン転売について特集。オリックスに入団したアダム・ジョーンズのサインが来日直後にフリマアプリに出品されていたことなどを取り上げたが、「グッとラック!」にコメンテーターとして出演している山田ルイ53世も、自身の体験をVTRで明かした。
サインを求められるシチュエーションについては「品川駅、名古屋駅、新大阪駅、主要な新幹線の大きな駅に誰のでもええからサインが欲しいという人が待ち伏せしてるんです」と説明し「カバンを見たら色紙がぎっしり入ってる」「サイン下さいって言うとき、色紙出して太マジック出す、この段取りがものすごくいいんですよ」と自身の体験から振り返った。
「宅配便の人が『すいませんサイン下さい』っていう、あれぐらいの感じで(手際良く)、トーンもそれぐらいで言うてきます」「熱のこもらない言い方で…」とサインを求める人の様子も説明した。
このようなシチュエーションで求められたサインは、フリマアプリなどで“転売”されることが多いことから、山田のサインも「ここ5年ぐらい、同じサインが3000円で売られている」という、ちょっぴり恥ずかしい状態に陥っているという。「ずっと売れずに、ネット空間をさまよっているものですから、恥ずかしくなってきて…。恥やなと気まずいというか…」と苦笑いだ。しかも番組スタッフが調べたところ、3000円から2000円に値下げされていた。
転売を防ぐために名前を入れようかと聞くとほとんど断られるといい「でもむげに断ると、こういうご時世、すぐに悪口をSNSで書かれたりするので、断れない」と悩ましい心境も吐露。「手紙と一緒で、宛名がないものは気持ちも届かない」ともコメントしていた。