ロンブー亮 宮迫との号泣会見から193日…同じ場所で涙の復帰 相方・淳とライブ
ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)と田村亮(48)が30日、東京・表参道のWALL&WALLで、トークライブ「family」を開催した。反社会的勢力の宴席に参加し、金銭を受け取っていた問題を受けて昨年7月から芸能活動を休止していた亮が、舞台復帰した。半年ぶりの公の場で、ファンから温かく迎えられ、涙を流す場面も。ライブ後に記者会見し、晴れやかな表情で再出発への思いを口にした。
大騒動となった闇営業問題に区切りをつける亮の復帰。あえて昨年7月に亮と雨上がり決死隊・宮迫博之(49)が謝罪会見を行った会場を使い、ファン70人限定のライブを行った。
笑顔で会場入りした亮だったが、ステージに登場し、観客の拍手声援を浴びると、思わず涙。一度舞台袖に引っ込み、涙をぬぐってから舞台をスタートさせた。ライブでは、淳が亮の謹慎中の行動についてツッコむなど“失われた半年”を取り戻すトークを展開。終了後にはファン1人1人に「家族」と書いた直筆の書をプレゼントした。
ライブ後の会見は、昨年7月と同じステージをしつらえ、亮は当時の自身の席に、淳は宮迫の席についた。原点回帰を意識し、髪色も淳が赤、亮が金と、デビュー当時を再現。淳は同所を選んだ理由を「前向きにここから再スタートすることが一番いい」と説明した。
半年ぶりに公の場に姿を見せた亮は「温かく迎えて下さって、シンプルにうれしくなりました。もうちょっと冷ややかな目で見られるのかと覚悟していた」と思いを吐露。復帰の道筋を作った淳に向け「頼りになるなと思いましたね。『ありがとう』というのが一番」と照れ笑いした。
今後の具体的な仕事は決まっておらず、淳は「順調という感じじゃない」と説明。それでも亮は、吉本興業や宮迫へのわだかまりを完全否定。「戻ってくる場所はここなんだと、改めて感じました」と、笑顔で次のステージを見据えた。