沢尻エリカ被告 どうなる初公判 昨年11月逮捕から一切姿見せず…現在も入院中
合成麻薬MDMAなどを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われている女優・沢尻エリカ被告(33)の初公判が、31日に東京地裁で開かれる。昨年11月16日の逮捕以降、保釈時にも姿を一切見せておらず、法廷での言動に注目が集まる。傍聴券の抽選倍率は数百倍に上る可能性も。所属事務所は30日、書面で「医療施設において専門家の指導の下、更生にむけて治療などに励んでおります」と近況説明した。
沢尻被告は、12月6日の保釈後に文面で謝罪コメントを発表したが、肉声は発していない。31日は多くの傍聴希望者が予想されるため、東京地裁は混乱防止のため、近くの日比谷公園で傍聴整理券を配布する。
NHK大河ドラマの撮影に主要キャストとして加わっている時期に逮捕されるなど、沢尻被告が世間に与えた衝撃は大きく、抽選倍率は数百倍に上るとみられる。
関係者によると、沢尻被告は保釈後に直行した都内の病院に、現在も入院中。母・リラさんや所属事務所のサポートを受けて生活を送り、薬物依存からの更生プログラムを受け始めているという。また、公判には治療にあたっている医療関係者も出廷するものとみられる。
所属事務所のエイベックス・マネジメントはこの日、報道各社宛にファクス書面を送付。初公判前日に異例の形で、近況を伝えるとともに、沢尻被告が治療を受けている医療施設への取材自粛を要請した。