沢尻被告 初公判にファン多数「発言気になる」「法廷で演技しないと思う」
合成麻薬MDMAなどを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われている女優・沢尻エリカ被告(33)の初公判が、31日午後、東京地裁で開かれる。午前に行われた傍聴席の抽選には、19席に対し希望者2229人が集まった。倍率は117倍。東京地裁は混乱防止のため、近くの日比谷公園で傍聴整理券を配布した。
抽選には報道陣の他、多くのファンも集まった。40代女性は「薬物事件に興味があったのと、沢尻さんのファンということもあって来ました。どういう経緯で薬物に手を出したのか」と話し、神奈川県から来たファン歴10年の30代女性は「演技力が好きで、(女優活動の)背景で覚醒剤をやっていたことに驚いた。法廷でどういう風に話すのか気になる」と語った。
また60代男性は「今、世間は不倫の唐田えりかで話題だけど、自分はこっちのエリカの方を注目してます」と話題性に引かれた人も。別の40代女性のように「また女優として復活できることを願っている。ただ道は険しいだろうけど、もう一度テレビで活躍してほしい」と女優としての復活を願う声も多かった。
わずかな数の傍聴席をつかんだ都内の50代男性は「傍聴券が当たったのはうれしかった。(法廷では)演技はしないと思う。しても裁判官は見抜く。演技はさせないと思う」とした。また「もうしませんって言うと思いますよ。元気な姿が見たい。芸能界は甘い世界って言われるけど、個人的には頑張ってほしい」と法廷へ向かった。