沢尻被告初公判 傍聴券求めて2229人が行列…倍率は117・3倍

 合成麻薬MDMAなどを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日、東京地裁で開かれた。起訴内容を認め、被告人質問では謝罪と反省の弁を繰り返して、「女優への復帰は考えていません」と芸能界を引退する覚悟も示した。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審。一般傍聴19席を巡って希望者2229人が殺到した。判決は2月6日に言い渡される。

 午前に日比谷公園で行われた一般傍聴席の抽選には、19席に対し希望者2229人が集まった。倍率は117・3倍。09年に6615人が詰めかけ330倍の倍率となった女優・酒井法子(48)の数字は超えなかったものの、注目の高さを示した。

 40代女性は「薬物事件に興味があったのと、沢尻さんのファンということもあって来た。どういう経緯で薬物に手を出したのか知りたい」と法廷での発言に期待。傍聴席を当選した都内の50代男性は「もう(薬物は)しませんって言うと思う。芸能界は甘い世界って言われるけど、個人的には頑張ってほしい」と法廷へ向かった。

 沢尻被告の“活動再開”を願う声も多く、別の40代女性は「また女優として復活できることを願っている。道は険しいだろうけど、もう一度テレビで活躍してほしい」と期待していた。

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