２日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのＴＶタックル」が、中国人観光客の迷惑行為が問題になっていることをテーマに議論を行った。ＶＴＲでポイ捨てや大声などのマナー違反や、自己中心的な行動が目立つとし、これに日本に住む中国の人たちもやめてほしいとインタビューに答えたことを伝えた。

　ジャーナリストの須田慎一郎氏は「日本側の対応もよくないと思う」と指摘。「東京都内はタバコのポイ捨て禁止が厳しく、区によっては罰金を取るが、中国人中心に外国人観光客は路上にポイ捨てして大変な状況になっている」と訴え、「なぜきちんと徹底させないのか、きちんと罰金とらないから、ルールが守られない」とした。

　これにジャーナリストの周来友氏は、きちんと注意すれば従うはずとする一方で、「ゴミを持って帰ることは中国人にはとてもできない」と文化の違いも指摘。中国出身の女優・高陽子は「人にもよるし、世代によっても違う」とした。

　元衆院議員の杉村太蔵は「そもそも、どういう教育受けてるんですか。道にゴミ捨てちゃいけないとか」と訴えると、大竹まことが「ずいぶん偉そうに言うなあ」とツッコミを入れた。

　周氏は中国でもマナー教育は行っているが、日本ほどは優先されていない状況を説明していた。