川崎麻世のDVは認められず 離婚訴訟で真っ向対立も…慰謝料請求「理由がない」

 歌手の川崎麻世(56)が妻でタレントのカイヤ(57)へ離婚と損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京家裁で言い渡され、2人の離婚が認められた。またカイヤが求めた損害賠償は棄却した。

 川崎側の“全面勝利”といっていい内容だった。裁判所の判決要旨によれば、04年6月に自宅の鍵が交換されたことから、川崎がホテル暮らしをするようになったことや、07年12月ごろから自宅とは別のマンションで生活をするようになったことなどから、15年8月頃には、婚姻関係が破綻していたと認めるのが相当とした。

 そのため、カイヤ側が主張する川崎の不貞行為については、16年2月頃に交際が始まったとされる件はすでに婚姻関係が破綻した後のこととし、その他は週刊誌記事があるだけで認めるに足る証拠は存在しないとしている。

 またカイヤが主張するDVについても「認められないか、仮に存在したとしても、被告による暴行も同程度あったと窺われ、原告のみに婚姻破綻に関わる有責性があるとまでは言えない」とし、川崎だけに暴力があったとは言えないとした。また川崎による「経済的なDV、精神的DV及び、育児放棄も認められない」としている。

 そのため、被告の慰謝料請求は「理由がない」とし棄却となった。

 2人は昨年10月の離婚訴訟で生活費の支払い、DVなどで意見が真っ向対立。先に川崎が提訴し、それにカイヤ側が反訴した形になるが、カイヤは「これ以上、耐えきれなくなった」と反訴の理由を説明し、妊娠中から暴力を受けたことを訴え、証人出廷した夫婦共通の知人も川崎の日常的な暴力を証言。

 だが川崎は「(手を出したことは)1度もない」と暴力はきっぱり否定。「やはり暴力。日々おびえて、いつか殺されると思ったこともあります」などとカイヤ側の暴力を訴えていた。

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