デヴィ夫人 アラン・ドロンとロマンス告白「ちょっとしたお付き合い」 80歳誕生日に

 タレントのデヴィ夫人が、80歳の誕生日を迎えた6日、都内で「漫画版 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の華麗で激動なる人生」の発売トークショーを行った。真っ赤なドレスで登場したデヴィ夫人は、「きょうは気合いを入れてまいりました。傘寿でございますから」と笑顔。

 激動の生涯が描かれた漫画について「今の日本の皆さんは、私のことをテレビでしか知らないと思いますが、(書籍は)戦争のこと、戦後、皆さんが生き抜こうと一生懸命だった少女時代から始まります。皆様からもてはやされた時代、男性とのロマンスも描かれています」と語った。

 戦時中は福島県の疎開先で「食べ物がなくて困りました」と回顧。十代の頃に結婚しようと思った初恋の人が肺病にかかったことや、「千代田生命で働きながら定時制に通っておりました」と振り返った。1962年には母と弟を亡くし、スカルノ大統領に抱きしめられ「これからはお前の幸せのために生きよう」と慰められたことを明かしていた。

 アラン・ドロンとのロマンスはあったのかと聞かれると、1962年頃にアランが映画宣伝で来日したが、当時の日本映画界は外国人スターをもてなすことができず、アランがホテルのロビーにいたと回顧。これを見て、一緒にいたスカルノ大統領が「なぜ彼はずっとお前を待っているんだ」とやきもちをやいたという。

 その後、ひとりでパリに滞在した際にアランと再会したといい、「パーティーで親しくなりました。ちょっとしたお付き合いは、ございました」と明かしていた。

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