沢尻エリカ被告 懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決、裁判官の説諭にうなずく

 合成麻薬MDMAなどを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33)の判決公判が6日、東京地裁(瀧岡俊文裁判官)で開かれ、懲役1年6月執行猶予3年が言い渡された。

 沢尻被告は先月31日の初公判で、起訴内容について「間違いありません」と認めていた。求刑は懲役1年6月だった。

 沢尻被告は黒いパンツスーツ姿にポニーテール姿。裁判官から説諭があり、瀧岡裁判官は「他人を思いやる社会人としての心構えが十分でなかったと思います。これからは心構えを意識して身に付ける必要があります。信頼されるように努力をしてほしい」と述べた。また、薬物事件においては再犯のリスクが高いことも裁判官は指摘し、「反省の気持ち、更生の誓いにうそはないと信じますが再犯に陥らないように」と諭した。沢尻被告は小さくうなずいた。

 開廷時間はおよそ10分ほど。沢尻被告は退廷の際、傍聴席を振り返って一礼した。

 同日午前に東京地裁の近くの日比谷公園で、リストバンド型の傍聴整理券が配布され、一般傍聴19席に対して希望者915人が並んで、抽選倍率48・1倍となった。1月31日の初公判では、検察側が懲役1年6月を求刑。傍聴には19席に2229人が殺到し、倍率は117・3倍だった。

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