喜多村緑郎、月乃助時代に二股俳優へ「女には気をつけられよ…」

 女優の鈴木杏樹との不倫が報じられ、6日に事実と認め謝罪文を発表した喜多村緑郎(51)。16年に劇団新派に入団し、二代目喜多村緑郎を襲名するなど、期待の俳優だ。その喜多村は市川月乃助時代の12年に、二股騒動の渦中にいた俳優・塩谷瞬へ「女には気をつけられよというセリフがあって、思わず吹き出してしまった」などと語っていた。それから8年。その言葉がブーメランとなって身に降りかかった形だ。

 喜多村は88年3月に国立劇場第九期歌舞伎俳優研修を終了。同年4月に初舞台を踏んだ。同年10月に市川段四郎に入門し、市川段治郎を名乗る。94年には市川猿之助(現・猿翁)の部屋子となり、11年に市川月乃助に改名している。

 その月乃助時代の12年。当時、二股騒動の渦中にあった塩谷瞬と舞台「土御門大路」で共演。主演だった月乃助は塩谷とともに会見に臨み、塩谷に向かって「『女には気をつけられよ』というセリフがあって、思わず吹き出してしまった」などと暴露して会場を和ませた。また実際に舞台では「まことに気をつけられよ?」とアドリブでセリフを付け加え、爆笑を誘っていた。

 それから8年。くしくも「気をつけられよ」という言葉が身に染みる状況に陥ってしまった。

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