発起人は野村道子、特別講師は浪川大輔 オンライン声優養成システム3・25開講
声優養成システム「声優eラーニングシステム(SPOT)」を大手声優プロダクション4社が共同開発し、4社が主催するオンライントレーニング「SPOT」を3月25日に開講することが7日、発表された。
発起人は「サザエさん」のワカメ役を1976~2005年、「ドラえもん」のしずか役を79~05年に務めたベテラン声優の野村道子。
「誰もが気軽に声優に挑戦できる環境を作れないか」という野村に、日本声優事業社協議会理事長の羽佐間圭介・ムーブマン(羽佐間道夫、近石真介、土井美加らが所属)代表、同副理事長の内海賢太郎・賢プロダクション(代永翼らが所属)代表、浪川大輔・ステイラック(杉山紀彰らが所属)代表、藤崎淳・アクロスエンタテインメント(山寺宏一、花江夏樹らが所属)代表が賛同。プロジェクトが発足した。
野村は「家が遠くて(声優の学校や養成所に)通えないという声が多く、ならば自宅で声優の勉強ができるオンラインのシステムができれば…と3年前に相談したのがきっかけでした。そして、マンツーマンだからこそ、生徒さんをきちんと見てあげられると思います」と話している。
授業は現役声優の講師約10人がマンツーマンで、パソコンやスマートフォンで授業を行。特別講師として人気声優でもある浪川が、オンラインライブのオープンキャンパスを29日に実施する。