田中圭 ゴールデン帯ドラマ初主演、DNAオタク科学者が難事件解決 4月クール
俳優の田中圭(35)が、4月クールのテレビ東京系「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」(金曜、後8・00)で、ゴールデン帯のドラマに初主演することが11日、分かった。
同局系のドラマに主演するのは、2013年放送の「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」以来、7年ぶり。天才科学者に扮(ふん)し、熱血刑事役の安田顕(46)と難事件に挑む。
同名の人気コミックが原作。田中は32億桁の遺伝子配列を記憶し、ゲノム解析学研究室に所属する遺伝子科学者・神保仁を演じる。「DNAは嘘をつかない」が口癖の“DNAオタク”で、研究に没頭するあまり奇行の多い変人という役どころ。好青年役のイメージが強い田中にとっては新境地とあり「今まで普通が持ち味の役ばかりやってきたので、最初は戸惑ったり照れたりするだろうと思いますが、自分なりの神保准教授を生きられればいいなと思います」と意気込んでいる。
シリーズ化されたテレビ朝日系「おっさんずラブ」や最終話で平均視聴率19・4%を記録した日本テレビ系「あなたの番です」など、主演作のヒットが続く田中だが、意外にもゴールデン帯(19~22時)では初。「金曜20時なので、みんなが楽しくみられるけど、気付いたら集中して夕飯を食べ忘れた…みたいな、のめり込める作品になればいいなと思います」と、新たな代表作の誕生を期待している。
田中と初共演になる安田は、涙もろく直情型の昭和な刑事・安堂源次役。正反対の性格を持つ神保にどう振り回されるかも見どころとなる。