松村邦洋 ノムさんモノマネ続ける「小が大を食う戦が好きでした」…訃報に落胆

 プロ野球の南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也さんが11日、虚血性心不全のため、84歳で死去した。選手、監督として日本プロ野球界に多大な功績を残した野村さんの死を惜しむ声は、芸能界からも届いた。タレント・松村邦洋(52)も偉大な野球人の死を悼んだ。

 熱狂的な阪神ファンで、野村さんのものまねが定番ネタの1つである松村は中日のキャンプ地、沖縄・北谷公園野球場で取材に対応した。移動の車の中で、ちょうど野村さんの思い出を話をしてる最中に訃報を知ったそうで「いろんな思い出がよみがえってショックでした。球場でお会いするのが楽しみだったのでショックです」と落胆した。

 「野村監督の小が大を食う戦が好きでした。ジャイアンツが(年俸の合計)何億という打線を組んでるにも関わらず、戦力外になった人を生き返らせたり…遠山-葛西-遠山-葛西のリレーが忘れられないですね」と虎党らしい試合の思い出も振り返った。

 野村さんの人柄を振り返り「優しい人でしたね。イメージとは裏腹に、人を言葉で攻撃するようなことはなくて」としみじみ。過去に朝日放送のバラエティー「探偵!ナイトスクープ」のロケで、当時シダックスの監督だった野村さんを訪問したことがあったが「『おう、何でもやるわ。何でも言え』(ものまねで)と言っていただきましたね」と歓迎してくれたことを告白した。

 ものまねについては「『ワシの声はそんな声か』(ものまねで)って言ってましたね」と苦笑い。「ものまねはやれる範囲ではやりたいとは思います。野村さんの話だけは受け継いで行きたい。話が消えた時が本当の死のように思います」とネタを継続することを宣言した。

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