槇原容疑者逮捕 ピエール瀧、沢尻エリカに続き…止まらない芸能界薬物汚染
シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者(50)が13日、覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。2018年4月、都内のマンションで覚醒剤を所持したなどの疑い。認否は明らかにされていない。槇原容疑者は1999年8月にも覚せい剤取締法違反で逮捕され、有罪判決を受けている。
芸能界では著名な俳優や音楽家による薬物事件が後を絶たない。業界も警察当局と意見交換するなど改善に取り組むが根絶は道半ばだ。
警視庁は2009年、女優の酒井法子(49)を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕、有罪判決が確定し、大きな反響を呼んだ。
タレントの所属事務所などが加盟する業界団体は事態を重く受け止め、警視庁などと意見交換。芸能人の管理教育指針などを提示していた。
しかし、その後も薬物事件は相次いでいる。昨年は、俳優のピエール瀧(52)が逮捕、有罪に。11月には、女優沢尻エリカ(33)が合成麻薬MDMAを所持したとして逮捕され、芸能界の薬物汚染の実態が改めて浮き彫りになったばかりだった。