槇原容疑者の楽曲 皮肉な“駆け込み需要” 配信チャートで軒並み上位に
シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者(50)が、覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで逮捕され、一夜が明けた14日、音楽配信チャートでは槇原容疑者の楽曲や提供作品が軒並み、上位に浮上した。過去に所属していたレコードメーカー各社は、2度目の逮捕を受けて対応を協議しており、今後配信が停止される可能性もある中で、皮肉な“駆け込み需要”となった。
リアルタイムで順位が変動する「iTunesランキング」のアルバム部門では、CDとして1997年5月にリリースされた初のベスト盤「SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~」が、14日未明から1位に。昨年10月リリースの最新作「The Best of Listen To The Music」も5位に入った。
14日に発表された13日付「レコチョク ランキングデイリー」アルバム部門でも、「SMILING-」は2位。トップ20までに5作がランクインした。同シングル部門では、「どんなときも。」の16位が最上位だったが、作詞・作曲を手掛けたSMAPの「世界に一つだけの花」が36位、ダウンタウン・浜田雅功(56)と歌った「チキンライス」は90位につけた。