元ＳＭＡＰの俳優・稲垣吾郎（４６）が１４日、大阪市内でスポーツ紙の取材に応じ、覚せい剤取締法違反（所持）と医薬品医療機器法違反（所持）の疑いで逮捕されたシンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者（５０）について「驚きましたし、ショックでした」と衝撃を隠せない様子でコメントした。

　稲垣はＳＭＡＰ時代の２００３年に槇原容疑者が作詞・作曲した楽曲「世界に一つだけの花」の提供を受けた。同曲は累計３００万枚以上を売り上げる国民的大ヒットとなり、稲垣自身も槇原容疑者とテレビ番組で共演するなどしていた。

　槇原容疑者について問われると、稲垣は表情を暗くし「槇原さんね…」と声をうわずらせた。慎重に言葉を選びながら「まあ、そうですね。驚きましたし、ショックでしたけどね。僕ら…僕としては、そこは見守るしかないのでね」と残念そうな表情をみせた。

　さらに「非常にショックを受けましたね」とポツリ。「ショック」という言葉を繰り返し、更生を願うかと聞かれると「そうですね」と言葉を絞り出した。「世界に－」はＳＭＡＰの代表曲としてファンにも浸透し、自身も思い入れのある楽曲だっただけに、衝撃は大きかったようだ。