笠井アナ「どう向き合うか笑いも交えて公表できるのは当事者だけ」賛否の声に
血液のがんと言われる「悪性リンパ腫」を公表し、闘病中の元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が15日、氷川きよしの「チャレンジ」に自身を重ね合わせた。病気を告白したことに応援ばかりでなく、さまざまな意見が届いていることを明かした。
笠井アナは「抗がん済投与中 元気がなくて書けなかったことがやっと書けます」と、3回目の24時間連続投与2日目の4日を振り返った。NHKの「うたコン」で氷川がクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を熱唱したことに仰天。「56歳にして『目からうろこ』とはまさにこのこと」「もはや氷川さん『演歌歌手』という肩書きを超えた次元に来ているなと再認識しました」と感心していた。
さらにその日の朝の文化放送「くにまるJAPAN極」で「新しいことにチャレンジすると、批判の声もあるんですよ」といった苦悩を語っていたことに同意。「そうなんですよね 私も入院生活を公表するにあたっては必ずしも応援ばかりではありません いろんな意見をもらってます」と振り返った。
そのうえで「『悪性リンパ腫』という馴染みのない病気にどう向き合っていくか ちょっと笑いも交えて公表するなんてがんの当事者にしかできないと思って『伝え手』として生きてきた自分に廻ってきたチャンスだと考えブログやインスタ、『とくダネ!』の取材を受けています」とつづった。
笠井アナは、フリー転身直後の昨年11月下旬に悪性リンパ腫と診断され、現在闘病中。治療や病院での生活を自身の言葉でつづっている。