東京映画記者会（デイリースポーツなど在京スポーツ７紙で構成）が制定する「第６２回ブルーリボン賞」の授賞式が１８日、都内で行われ、古代中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史大作「キングダム」で１人２役を熱演し、助演男優賞に輝いた吉沢亮（２６）は「『キングダム』で賞をいただけたのがうれしいです。ものすごい熱量を持って、全員が全身全霊で挑んだ作品だったので」と喜びをかみしめた。

　２０２１年の大河ドラマ「青天を衝（つ）け」の主演に決まるなど、今最も旬な俳優の１人。自身の主演映画「さらば　あぶない刑事」（１６年公開）で吉沢と共演している司会の舘ひろしは「もっとゴマすっておけばよかった」と笑わせた。