鈴木杏樹、舞台で頭下げ謝罪「大変お騒がせしてしまい…」 共演者が不倫イジる
女優・鈴木杏樹(50)が18日、JMSアステールプラザ(広島市)で行われた舞台「『罪のない嘘』~毎日がエイプリルフール~」の広島公演に出演。今月6日発売の週刊誌で劇団新派の俳優・喜多村緑郎(51)との不倫が報じられて以降、初めて公の場に登場した。カーテンコールでは共演の佐藤B作(71)から不倫ネタをいじられ、「大変お騒がせしてしまい、申し訳ありません」と深々と頭を下げた。
終演後は楽屋口で待ち構えた報道陣に向かい頭を下げ、無言のまま迎えのタクシーに。“不倫報道後初”公演を終えた安堵感からか、微笑みも浮かんでいた。
「罪のない-」は三谷幸喜氏(58)作。ちょっとした嘘が、のちに“おおごと”になってしまうというストーリーで、鈴木は片岡鶴太郎の妻役。皮肉なことに不倫をしてしまう役どころでもある。
劇中では、B作が夫役の鶴太郎に向かい、「もっと奥さんを大事にした方がいい。相当愛に飢えてる。近くに4000円のホテルがあるから、行ってきなさい」と鈴木が喜多村との不倫で使ったラブホテルの“休憩”(4000円)の値段までアドリブでネタにし、会場からは笑いが起こった。
カーテンコールでは、B作が「今日、拍手すごいですね。これだけお客さん入ったのも杏樹さんのおかげ」と笑わせ、不倫してしまう役どころに重ねて「この芝居をよくやってくれました」と騒動を再びイジると、会場からは拍手が。鈴木は観客に向かって3度にわたり、頭を下げた。
B作から「一言」と促された鈴木は「大変お騒がせしてしまい、申し訳ありません」と深く頭を下げ、謝罪。再び激励の拍手に包まれ、B作も「人を愛することは素晴らしいこと。私は3回(実際は2回)離婚してますから」と自虐ネタでフォロー。会場には笑いが起こっていた。
一方、不倫相手の喜多村は18日夜、都内でトークショーを行い、「このたびは大変申し訳ありませんでした」と不倫騒動を生謝罪している。