ママあゆ唱 昨年11月出産 公表後初ライブ…変わらぬ存在感マザマザ~と見せつけた
歌手・浜崎あゆみ(41)が20日、埼玉・三郷市文化会館で、2018年10月からスタートさせた全国ツアー「TROUBLE TOUR」の第3弾にして最終章となる「サイゴノトラブル」をスタートさせた。年下の一般男性との間にもうけた第1子となる男児を、昨年11月に出産したことを公表後、初となるライブ。24曲の“ママあゆ唱”をファン1300人に届けた。
母となっても変わらぬ歌姫の存在感を示した。13人のダンサーとコーラスを引き連れて、ナポレオンジャケット姿でステージの2階部分に降臨。「行くぜー、埼玉!!」と声を張り上げて、出産後初のツアーの開幕を告げた。
「TROUBLE-」第2弾を昨年8月に終えてからは、怒濤(どとう)の半年間だった。11月に極秘出産。子供の父親である男性とは結婚せず、出産も公表しないまま、12月31日にカウントダウンライブを実施した。今年1月2日未明にファンクラブサイトで出産報告。1月上旬から「サイゴ-」のリハーサルを重ねて、初日公演を迎えた。
客席には、自身のように幼児を抱える親子の姿もあった。「カモン!!」と会場をあおると、何度もこぶしを突き上げて、代表曲「Boys&Girls」、「independent」などを熱唱。花嫁のような純白ドレスでバラードを歌うときには、涙声となる場面もあった。
短く感謝を伝えた以外は本格的なトークは挟まなかったが、書面で「最終章初日を無事迎えることができました。久しぶりに訪れる街もありますし、全国各地でファンのみんなと最高の時間を過ごせることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。ファイナルは8月16日の沖縄で、3年かけたロングツアーは101公演で23万4000人を動員予定。シングルマザーとしても生きざまを貫き、歌声を響かせ続ける。