美川憲一 レジェンド歌手に無視されてもめげなかった大物歌手明かす
歌手・美川憲一(75)が23日、カンテレで放送された「マルコポロリ!」に出演。昭和を代表するレジェンド歌手からの“無視”にもめげなかったある大物演歌歌手の秘話を明かした。
昭和の芸能界について、「大変でしたよ。大歌手ばっかりでしたから」と振り返った美川。自身は日本シャンソン界の先駆者で、“ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子さん(99年に92歳で死去)に「かわいがっていただいた」と明かした。
淡谷さんといえば、演歌嫌いで有名。かつて、美川と淡谷さんがエレベーターに乗っていたところ、八代亜紀(69)が入ってきた。演歌嫌いの淡谷さんはそっぽを向いたという。八代はそれでも芸能界の大先輩、レジェンドに「おはようございます!」とあいさつ。あいさつを返されず、知らん顔をされたが、八代はめげることなく淡谷さんの顔を見ながら「おはようございます!」、「…」、「おはようございます!」、「…」、と何度も無視されながらも、「おはようございます!!!」とあいさつを続けたところ、最後に「おはよ」とおなじみのあのクールな口調で淡谷さんが返したという。
その時、淡谷さんは「ね、憲ちゃん、八代亜紀さんてさ、根性あるわよ、あの娘(こ)は。そうじゃなければ芸能界生き残れないわよ」と感心していたエピソードを明かした。