がん闘病の宮川花子、Eテレで限定復帰 3・1講演は新型コロナで中止
血液のがんの一種である「症候性多発性骨髄腫」を患って療養中の夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子の宮川花子(65)が、昨年6月の休業前にレギュラー出演していたNHK Eテレ「すてきにハンドメイド」(木曜、後9・30)に3月12日放送分で復帰することが23日、分かった。19日に大阪放送局で行われた収録に参加した。所属事務所によると、同番組の収録は今後も参加予定という。
花子は、山陰放送「宮川大助・花子のハテはてな?」(日曜、前11・24)も夫・宮川大助(70)とレギュラー出演していたが、事務所は「当面は『すてきに-』のみの復帰という形になる」と明かした。舞台復帰は未定という。
花子は、昨年12月に大助、主治医とともに会見した際、車イスで登場。化学療法でがんは消失したが、マヒしていた下半身のリハビリ中としていた。
なお、3日の節分イベントに参加した大助が発表していた、3月1日に奈良県内で行われる医療関係の講演会への花子の出演は、講演会の中止で取りやめとなった。新型コロナウイルスの影響とみられる。当初は「患者の立場で5分でも10分でもしゃべりたい」と花子が申し出ていたという。講演会は600人規模の会場で予定されていた。