手塚治虫の“新作”マンガ31年ぶりに発表 カラテカ矢部も「魅力的」と興奮
「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」で知られる漫画家・手塚治虫の“新作”が26日、都内で行われた「TEZUKA2020」で発表された。イベントには2018年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、カラテカ・矢部太郎(42)も出席した。
「もし手塚治虫が生きていたらどんな新作を生み出すか」をテーマにAI技術を使って新作を制作。AIにこれまでの手塚作品のキャラクターやストーリーを読み込ませて31年ぶりに産まれたのが、マンガ「ぱいどん」だ。
「ぱいどん」を試読した矢部は「ワクワクしました。キャラクターも魅力的。手塚先生のエッセンスがすごく出ている」と興奮。「人気があれば連載もしたい」という制作サイドから「(続きを)お書きになりますか?」と提案された矢部は「僕がですか?壊滅的にタッチが変わっちゃいます…」と苦笑いだった。
「ぱいどん」の前編は27日発売のマンガ誌「モーニング」(講談社)に掲載。後編の公開については随時、ホームページ等で報告していく。