三浦瑠麗氏「小学校にあがれば母親は働かない?」小中高と保育所の線引きに問題提起
国際政治学者の三浦瑠麗氏が27日夜、ツイッターに新規投稿した。新型コロナウイルスの影響で全国の小中高に臨時休校が要請されたのに対し、厚労省は「共働き世帯が多く利用している」ことを理由に保育所と学童保育の原則開所を通知したことを受け、「そうか、小学校にあがれば母親は働かないのがスタンダードだとか思ってしまっているのか」と、多様性への想像力を欠いた“線引き”に皮肉を込めてツッコんだ。
この投稿への「あるいは小学生になれば留守番もできるという思い込みか」というリプライに対し、三浦氏は「ね。子どもを育てた人に意見をきかなかったのかしら。あ、閣僚はみんな自分で子育てにかかわってなかったのか」と返した。
厚労省は今回の対応について「保護者が出勤したら、家に1人でいることができない年齢の子どもたちだ。保育所は春休みもなく、学校とは違う」と説明したが、SNSでは当事者とみられる投稿者から「保育所は春休みもなく、学校とはちがう、って。今春休みのあるなしが関係ありますか?理論としてなりたってないです」といった反論もみられた。