TGCも無観客で、史上初…MC田中みな実「新しい形で感動を届けたい」
国内最大級のファッションショー「第30回東京ガールズコレクション2020 SPRING/SUMMER」が29日、東京・国立代々木第一体育館で、新型コロナウイルス感染症に対する政府の方針を鑑みて、史上初の無観客で開催された。関係者入り口をはじめ、会場の至る所に除菌液を設置。スタッフはマスクを着用するなど、感染予防に配慮した。
中条あやみ(23)、大政絢(29)ら出演モデルは、“通常仕様”の爆音BGMやライティングのもとで、ランウェイをウオーキング。イベントは映像配信サービス「LINE LIVE」で生中継され、開演時には約15万人が視聴した。
MCを務めた平成ノブシコブシ・吉村崇(39)は、静寂に包まれたオープニングトークで、「素晴らしいくらい声が響きますね。気持ちいいくらい。結果的に(中継で)日本中のいろんな方に見ていただけるので、テンション上がってます」と前向き。同じくMCの田中みな実(33)も、「ライブ映像を通じて、多くの方にファッションを紹介し、新しい形で感動をお届けします」と宣言した。
節目の30回目を迎えた東京ガールズコレクションだが、26日に政府が大規模なイベントの中止を要請したことを受けて、同日中に無観客開催を決めた。韓国の女性グループ・BLACKPINKや河北麻友子(28)ら一部モデルは、出演を見合わせ。当初は、のべ3万人の来場が見込まれ、前売り入場券は完売していた。