東京事変 厳戒態勢でライブ敢行…スタッフはマスク、手袋を着用

マスク・手袋姿で消毒の協力を求めるスタッフ=東京国際フォーラム
アルコール消毒や検温実施の協力を求める張り紙=東京国際フォーラム
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 歌手・椎名林檎(41)がボーカルを務める5人組ユニット・東京事変が29日、東京・東京国際フォーラムでライブを開催。新型コロナウイルス感染防止でライブ中止が相次ぐ中での“異例の開催”となった。

 会場のスタッフは、マスクと手袋という完全防備。入り口では、検温実施や消毒液の協力を呼びかける案内が貼られた。ライブ終了後もスタッフが出口の至る所に配置され、観客へのアルコール除菌を促すなど、最後まで物々しいコロナウイルス対策が採られた。

 ライブ終了後、都内在住の10代女子大学生は「感染のリスクもあったけど、解散から8年ぶりのこの日付に意味があった」とコメント。20代女性会社員は「開催に踏み切ってくれた林檎さんやスタッフさんに感謝を言いたい。毎日コロナで憂鬱(ゆううつ)だったけど、元気になりました」と笑顔を見せて会場を去った。

 ライブを訪れたファンによると、椎名を始めとするバンドメンバーはマスクは着用していなかったという。

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