清原氏「執行猶予明けるのが怖い」 世間の受け止め方に不安感

 覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、現在執行猶予中の元プロ野球選手・清原和博氏が1日、都内で行われた厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に登場した。

 執行猶予を終えるまで、あと4カ月弱。清原氏の口から発せられたのは、不安だった。「思い描いているものと、世間の皆さまが受け入れてもらえることが合わなかったらどうしようかなと。執行猶予が明けるのが怖いです」。6月に訪れる区切りの日。直面するかもしれない理想と現実のギャップを恐れた。

 昨秋にはトライアウトの現場監督を務め、少年少女を対象とした野球教室を行うなど、活動の幅を徐々に広げてきた。それでも現状を「回復途上」とする。「僕の場合は依存度が大きかったから、副作用でうつ病を発症したり、アルコールを飲んでしまったり…」。容易ではない薬物依存からの脱却。楽観視することはなかった。

 この日は大阪で、昨年3月5日に亡くなった母・弘子さんの一周忌法要が営まれた。「今日は弟に任せて、命日の日に大阪に帰ろうかなと思っている」と母に思いをはせた清原氏。今後も続く薬物依存との戦いに向け「(去年から)少しは前に進めたのかなと思っているので、毎日コツコツやっていこうと思う」と前を見据えた。

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