大衆文化の発展に貢献したエンターテインメント業界のプロデューサーに贈られる「第１５回　渡辺晋賞」の授賞式が２日、都内で行われ、作曲家・編曲家の菅野よう子氏（５５）、サイバーエージェント社長の藤田晋氏（４６）が受賞した。渡辺音楽文化フォーラム・渡辺美佐理事長からトロフィーと副賞１００万円を授与された。

　菅野氏はゲーム、アニメ、ＣＭ、ドラマ、映画、様々なアーティストへの楽曲提供など、多くの分野にわたり才能を発揮。「細胞が覚えている豊かな音が、自分を作っていると思います」と語った。

　「Ａｍｅｂａ」、「ＡｂｅｍａＴＶ」などの新分野への積極的な開拓を続ける藤田氏は「この賞がもらえることは、私にとってこの上ない喜びであり励みになります。この賞に恥じぬよう、しっかりとＡｂｅｍａＴＶを成功に導きたい」と決意を新たにした。