笠井アナ、取材陣のマスクは震災のヘルメットと同義「取材相手にうつすことがあっては絶対にいけない」

 悪性リンパ腫で入院中の元フジテレビの笠井信輔が4日、ブログを更新。テレビなどで取材している記者やリポーターで一部マスクをしていない人がいることに「とても気になる」と心配する心情をつづった。

 笠井は病室でテレビを見ているが「『現場の記者やリポーターで、マスクをしていない人がいる』とても気になります」とつづり、とある番組で牛丼チェーン店の中でリポートしている記者がマスクをしていなかったことに「ちょっと、それ大丈夫?」とテレビに向かって思わず話しかけてしまったという。

 マスクをする姿をテレビで映すことで「不自然」「皆マスクを買えないのに、報道陣は恵まれている」など反発の声が上がることは予想しつつ「しかし今は緊急事態です」と呼びかけた。

 東日本大震災では報道陣は皆、ヘルメットを被って取材をしていたことを挙げた。その理由について、後から現場に入った人間が、不慮の事故でケガをすれば、被災者のための救急出動、治療行為に支障がでるからと説明。「報道陣は、被災地で余計な迷惑をかけては絶対にいけないのです。そのために、避難所の中でもヘルメットを被るのです」とした。

 今回のマスクもヘルメットと同じだといい「我々報道陣が、現地の人に、取材相手に、コロナをうつすことがあっては絶対にいけないのです」とキッパリ。

 スポーツニュースでも「一番大切なのは『アスリートにコロナをうつさないこと』だとしたら、聞き手の記者・リポーターは、マスクをしたほうがいい」と訴え。「報道陣のマスクは、優遇されているわけではありません。絶対に必要だからする。そう理解してくださるとうれしいです」と視聴者へ理解を求めていた。

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